概要
関東平野北東部に位置する双耳峰で日本百名山の中で最も標高が低い山として知られる。古来より信仰の山として存在し関東における仏教の中心地の一つとなった。百名山には「信仰系」として入っている。
頂上からは関東平野が一望でき、眺望は悪くない。ただ女体山山頂はかなり場所が狭いため週末など人が多い日だと写真を撮るのがせいぜいでゆっくりはできない。穴場としては後述するせきれい茶屋のテーブル席あたりから景色を眺めるのが日陰だし良いかと!ケーブルカー山頂駅は日を遮るものがなく日焼けがかなり心配。
最大の特徴は、近隣に百、二百、三百名山が存在せず抱き合わせが難しい点にある。関東からだと1日だけ予定が空いて日帰りでお気軽にというときに最適の山と言えよう。「いつでも行ける」感で意外と最後まで残るかと懸念したが第18座目で攻略!
評価
- 総合評価:初級者向け
- 体力度★
- 難易度★
最後に急な岩場が多少あるが、全体的には奇岩を見ながらのんびり登れる緩やかな山。つつじヶ丘(標高542m)から登れば登りが335mと1時間程度で行けてしまう。ロープウエイに乗ったら登山とは言えないレベル。
基本データ
- 所在地:茨城県
- よみがな:つくばさん
- 最高峰:女体山
- 標高:877m
登山口
登山口は筑波山神社入り口バス停とつつじヶ丘の二択。筑波山神社入り口の駅からは近い。つつじヶ丘は神社より車で15分程度。つつじヶ丘からのほうが標高が高いため難易度が低い。もっと言うとロープウエイを使えばもっと楽に登れるのだが、その紹介は省く。
登山道
折角なので両方の登山口をうまく使いたいところ。下山後の温泉を考えると神社側に下りてきたほうが日帰り温泉が充実しているためつつじヶ丘から登り始め、神社に下りる形になる。
奇岩系が有名なため白雲峡コースは外せないが、このコースが楽しめるのはつつじヶ丘側からの、おたつ石コースと弁慶茶屋跡で合流してからとなる。よって、温泉を意識するのであればつつじヶ丘からおたつ石→白雲峡で頂上に登り、御幸が原コースで下山となる。ただ、週末だと帰りのバスが激混みで登山後の疲れた体に50分立ちっぱなしという苦行になるので、この逆コースが本当は理想的。その場合はつつじヶ丘にある京成ホテルでの入浴一択になるが入浴施設としても結構良さそうなので選択肢は無いが良いかもしれない。行きのタクシー代も節約できるし総合的に考えるとそっちが正解だったような気もしている。
筑波山神社入り口、つつじヶ丘
- 公共交通機関🚃🚌
つくばエクスプレスつくば駅からバスで約50分、740〜900円、1日平日7便、休日14便。バス停から登山口まではすぐ。
関東鉄道バス(電話:0267-97-2121)
バス時刻表 - タクシー🚎
つくば駅からつつじヶ丘まで40分程度8,500円くらい。始バスが8時のため時間を買いたい人にはお勧め。ウチの場合は大人2名、子供2名でいずれにしても3,000円程度かかるため5,000円追加して時間を買いました。7時過ぎには駅に着いていたため約1時間程度節約。 - 車🚗
。
登山道
つつじヶ丘(30分)→弁慶茶屋跡(15分)→女体山(25分トイレ休憩など含む)→男体山(60分程度)→筑波山神社入り口
山頂に少しでも早く着いたほうが良いかと思いつつじヶ丘から登ったのだが1時間足らずで山頂までたどり着いてしまい、若干物足りなさを感じた。また駅からタクシー利用した場合つつじヶ丘のほうが距離的に遠いためタクシー代がそれなりの出費になる。それより何より、帰りのバスが超混雑!途中の筑波山神社入り口から乗車し幸い座れたのだが、座れずに満員バスに50分立ちっぱなしは登山より絶対に苦行なので、今思えば、タクシーで神社まで行き、そこから登りつつじヶ丘に下れば良かったなと思っている。
山小屋
山小屋はないが、観光地だけあって麓に宿泊施設は多く存在する。
ケーブルカー山頂駅付近には多く店が存在するが女体山側に少し登ったところにあるセキレイ茶屋は日陰もあり緑の中で休憩することが出来る。山頂効果でここで飲んだ缶ビールが本気で格別でした!
温泉
- 筑波山ホテル青木屋
交通:筑波山神社より徒歩数分。
評価:屋上露天風呂からの景色は絶景で気持ちが良い。ただ日焼けは確定。(笑)外気浴用の椅子が用意されていたら完璧なのだが。 - 筑波山京成ホテル
交通:つつじヶ丘駐車場隣接
評価:未訪問だが、HPを見る限りは展望風呂がよさそう。
季節
- 1月:
- 2月:
- 3月:
- 4月:
- 5月:
- 6月:新緑
- 7月:
- 8月:
- 9月:
- 10月:
- 11月:
- 12月:
関連ページ
- 筑波山ケーブルカー&ロープウェイ
筑波山の登山コースが分かりやすく紹介されている
この記事へのコメントはありません。