概要
「出雲富士」または「伯耆富士」と呼ばれる中国地方最高峰で中国地方唯一の百名山。百名山あるあるで「大山」という山は無く、その名称は複式火山で複数の峰々の総称。「崩れつつある山」とも言われており特に山頂部分の崩落が激しくその危険性は高いようだ。
大山は古くから修験者の道場であり山岳宗教が栄え霊山とされていた。よって信仰系の山である。しかしながら、山麓には西日本最大規模という豊かなブナ林があり、八合目から弥山頂上部にかけては低木のダイセンキャラボクという植物が存在する。ダイセンキャバクラと読んでしまった自分に、まだまだ修行が足りず悟りの開けていなさを感じてしまう。。。。
また、弥山頂上からの眺望は素晴らしい!
評価
未登頂につき未評価
基本データ
- 所在地:鳥取県
- よみがな:だいせん
- 最高峰:剣ヶ峰(けんがみね)1,729mなのだが、稜線の崩壊が厳しく立入禁止のため、弥山(みせん)17,09mが人が立入出来る最高峰となる。Youtubeなど見ていると結構剣ヶ峰まで行っている人はいるが、見た感じ道はかなり険しく崩落危険性大ということで、登山は安全の範囲内で良いのでは個人的にはと思う。
- 標高:1,729m
登山口
米子からバスのある大山寺周辺が起点になる。登山道はいろいろとあるが、とりあえずこの大山寺に集合と考えて良い。
登山口への行き方
公共交通機関の場合
- 最寄駅:米子駅(JR山陰本線伯備線)
- 最寄駅からの交通:米子駅–(日本交通バス55分)→大山寺バス停→登山口(どちらの登山口も徒歩15分程度)
公共交通機関🚃🚌
起点は米子駅。米子駅からバス(大山寺行、日本交通バス、所要時間55分程度、730円)大山寺(終点)下車なのだが、米子駅から直通しているのが実質1日1便しかなく、逃すと地獄の予感。。。大山口駅(米子駅から電車で18分)を使う手もあるのだが、(大山口駅→大山寺1日4便、上記の米子駅→大山寺直通の1便を含む)、1時間に1本程度のローカル線と山に向かうバス路線の最弱コンビネーションのため、これはレンタカー説が有力になりそうな予感。
バス時刻表(行き:米子駅→大山寺)
登山道
本来は宝珠山→ユートピア小屋→象ヶ鼻→天狗ヶ峰→剣ヶ峰→弥山→夏山登山コースという縦走コースが理想的なのだが、象ヶ鼻→弥山の部分がかなり危険で現実的では無い。よって、弥山を目指すか、象ヶ鼻方面の花畑のある三鈷峰を目指すかの選択となる。もしくは縦走では無く弥山登頂後、下山しつつ再度三鈷峰を目指すという方法もある。距離13km、11時間なので現実的ではあるが上宝珠越あたりから「難路」の表示があるのでそのあたりを乗り越えられるかが勝負となる。
ちなみに、大山観光ガイドのページが分かりやすい。https://tourismdaisen.com/climb/
登山道紹介
夏山登山コース
いわゆる大山の王道コース。往復約6時間程度。大山寺もしくは阿弥陀堂周辺の駐車場から弥山を目指して登頂する。レベルとしては初級編と言われる。単純に山頂を目指すのであればこちらになる。
ユートピアコース
往復約7時間程度。難路の多い、中上級者コース。「初級者コース」では物足りない人、もしくは花に興味のある人はこちらとなる。ユートピア小屋周辺は360度高山植物の群生が見られ、難路を乗り越えても一見の価値はあるとのこと。
山小屋
山中に避難小屋がいくつか存在するが、宿泊施設は無し。但し、麓の大山寺周辺には宿泊、日帰り温泉施設が充実している。
温泉
季節
関連参考資料
大山観光ガイド
一般社団法人大山観光局が運営するサイト。情報が細かく、そして分かりやすく配置されている。
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