概要
3県にまたがっている
甲武信ヶ岳は山梨県、埼玉県、長野県の3県にまたがる奥秩父主脈の中心部に位置する。
名前の由来
甲武信ヶ岳というのは甲州、武州、信州の国境が接することにちなむという。また、別の説としては山容が拳に似ていることから、そこに甲武信を充てて山名にしたとも言われている。
この山頂にも神が
山頂は眺望系で特に南側は富士山の展望ポイントである。また、この山頂からは日本百名山の内ほぼ半数の43座が見えるとも言われている。
山頂は富士山、南アルプス(北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、鳳凰三山、間ノ岳とその奥)、中央アルプス、北アルプス、八ヶ岳、瑞牆山、金峰山、雲取山など、何なら白根山などなど、天気が良ければ何でも見られる。よってこの山に登る際は是非転記を最優先で検討することをオススメする!
みどころ
山頂
上述の通り眺望は圧巻のひと言。山頂からはいろいろな山を見ることが出来、自然の雄大さや懐の深さを感じることが出来る。
評価
徳ちゃん新道前提の評価です。毛木平から登る場合は
- 総合難易度:★★★
- 体力度 :★★★
- 難易度 :★★
- オススメ度:★★★★★
(からの場合)
基本情報
- 所在地:山梨県、埼玉県、長野県
- よみがな:こぶしがたけ(こぶしだけ)
- 最高峰:甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)
- 標高:2,475m
ここはこうしたら良い!
- 未登頂につき未評価
登山口
概要
登山口は山梨県側の「西沢渓谷入口」と長野県側の「毛木平」。毛木平から登るほうが難易度が低い。
共に公共交通機関(バス)が使える。但し、西沢渓谷入口は期間により平日はバス便が無いので要注意!その場合は山梨市
レンタカー活用
近隣の金峰山や瑞牆山を縦走するのであれば登山口が全然違うところに行ってしまうため不適。
登山口紹介と行き方
西沢渓谷入口(標高:1,090m)
- 公共交通機関🚃🚌🚕
- 最寄駅:甲府駅(JR中央本線)
- 最寄駅からの交通:
- 🚌:JR塩山駅–(1時間)→西沢渓谷入口
(西沢渓谷入口行、山梨県峡北交通)(大人1,050円、子供半額)
バス時刻表
バスの場合は8:30塩山駅発(運休期間ありなので注意!)9:30西沢渓谷入口が始発なので注意が必要
- 🚌:JR塩山駅–(1時間)→西沢渓谷入口
- 🚕山梨交通塩山営業所(0553-33-3141)
もしくはJR山梨市駅からバス60分(西沢渓谷入口行き)
山梨市民バス(0553-22-1111)
バス時刻表
- 車🚗
中央道勝沼ICから90分
宿泊施設:近隣に温泉旅館はあるが登山口に徒歩で接続できるような最適宿は🈚
毛木平(標高:1,400m)
- 公共交通機関🚃🚌
JR小海線信濃川上駅から約24分、550円、1日8便。バス停から登山口のある駐車場まで徒歩1時間。
川上村営バス(電話:0267-97-2121)
バス時刻表 - 車🚗
中央自動車道須玉ICから毛木平まで約47km。毛木平には無料駐車場約50台駐車可能。
登山道
登山道紹介
概要
山梨県側から登るか、長野県側から登るかで大きく異なる。
結論は?
西沢渓谷入口(30分)→西沢山荘(140分)→新道分岐(140分)→甲武信小屋(20分)→甲武信ヶ岳(15分)
毛木平(100分)→ナメ滝(80分)→水源地標(55分)→甲武信ヶ岳(35分)
山小屋
営業小屋
山頂付近にある甲武信小屋が有名だが、それ以外にも営業小屋はいくつかある。ちなみに、西沢渓谷入口登山道から少し登ったところに村営西沢山荘という小屋があったようだが、現在は廃業しているようだ。
- 甲武信小屋
山頂付近という最適なロケーション。伝統的な山小屋感がある。 - 大弛小屋
おおだるみ小屋と読むらしい。山頂から金峰山方向に向かった国師ヶ岳付近にある。ここも伝統感はハンパない - 十文字小屋
毛木平登山口からの登頂途中にある。
温泉
大前提として登山口のある西沢渓谷から徒歩圏での温泉は無い。
三富温泉郷
三富温泉と川浦温泉が合わさって、三富温泉郷を構成している。
温泉旅館白龍閣
雷(いかづち)バス停から徒歩1分。ちなみにバスは塩山駅行きが4便/日、山梨市行きが5便/日ほどあるが乗り遅れたら大変なことになるので時間は気を付けたい。
- 住所:山梨県山梨市三富川浦297
- 電話:0553-39-2611
- URL:http://hakuryuukaku.jp
ちなみに塩山駅周辺は塩山温泉というのが存在するが、駅から交通至便というわけでもないので温泉はあまり期待できないかもしれない。
バッチ販売所
季節
- 1月:雪
- 2月:雪
- 3月:中旬まで雪
- 4月:残雪
- 5月:中旬からシャクナゲが美しい
- 6月:上旬シャクナゲが美しい
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月:紅葉
- 11月:下旬から雪
- 12月:雪
関連参考資料
YAMA HACK
山梨側、長野側両方からのアクセス情報がまとまっていてとても分かりやすい!
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