概要
東京都最高峰。秩父多摩甲斐国立公園の中にあり秩父連峰の東に位置する。都心から近いこともあり、日本一登山者が多いとの説もある。登山口は東京都側と埼玉県側に分かれている。東京都側のほうが標高550mスタートと言うこともあり、ざっと1時間ほど長い。そして東京都側(奥多摩駅起点→鴨沢)からの稜線の眺望が美しいと言われている。よって
山頂は眺望系で東京都、埼玉県、山梨県の境がここにある。特に山頂の南側が美しく、大菩薩嶺、奥秩父、南アルプス、更には富士山も見ることができる。
豆知識としては「鬼滅の刃」の主人公の出身地はこの雲取山に設定されているらしい。
みどころ
山梨百名山山頂
雲取山は東京都、埼玉県、山梨県にまたがることもあり、雲取山の山頂の他に山梨県内の山梨百名山山頂というピークがもう一つある。そして実はそちらのほうが眺望が良い。笑
場所は雲取山山頂から5分程度の所で、東京側から来たら通り道。埼玉側から来た場合は通らないのでピストンで戻る場合でも是非とも5分なので足を延ばすことをオススメする。ちなみに、東京側から来た場合はここで山頂到達!と喜んでここで引き返さないように。笑
評価
- 総合評価:★★★
- 体力度 ★★★★
- 難易度 ★★
(感想)ひと言で言うと「長い」。やはり多くの情報媒体で言われている「日帰りで行けなくもないが山小屋で一泊したほうが良い」と同じ感想を持った。登山道自体は難しい部分はほぼ無く、急登などはあるがそれは百名山なら織り込み済みという程度なので別段心配は無いが、とにかく長い。。。。
基本情報
- 所在地:東京都、埼玉県、山梨県
- よみがな:くもとりやま
- 最高峰:雲取山
- 標高:2,017m
登山口
登山口は東京都側か埼玉県側で分かれる。
東京都側からの場合
起点は奥多摩駅。奥多摩駅から西東京バスで「鴨沢」バス停下車。鴨沢の標高は550m
(休日ダイヤ)
新宿発:
海老名発:5:11→奥多摩駅7:46→奥多摩駅バス停8:35→鴨沢9:09
西東京バス時刻表
埼玉県側からの場合
起点は西武秩父駅か三峰口駅。そこからバスで起点となる三峯神社(1,102m)を目指す。
(休日ダイヤ)
新宿発:5:59→三峰口駅8:12→奥多摩駅バス停8:25→三峯神社9:20
海老名発:4:55→三峰口駅8:12→奥多摩駅バス停8:25→三峯神社9:20
西武バス時刻表
登山道
概要
まずはとにかく長い。焦らず慌てず、登山を楽しむことが大事。コース取りだが、埼玉側はほとんど樹林帯のため眺望はあまり望めないが、東京都側は山頂付近で稜線が続き眺望のある気持ちの良い山歩きが期待できる。よってどちらかにピストンであれば絶対に東京側、余裕があれば埼玉側から上り、東京側に下ることをオススメする。いずれにしても稜線は下ってナンボという観点から言うと、下りを東京側に設定すべきと言える。
また、山頂までの距離がかなりあるため、早朝に登山を始めて山頂で日の出を見るというのはほぼ不可能に近い。よってご来光をご希望であれば一泊が決定的。その場合雲取山山荘で一泊となる。日の出のオススメ場所を聞くと「その辺で見れますよ」とのことだったので「その辺」を選択したのだったが、意外と付近の樹木が邪魔で、折角ここまで来たのに壮大な日の出は拝めなかった。結論としては敢えて山荘の方の意見を無視して、朝食を弁当にして、山頂で朝食を摂りながら日の出を見るのが正解だったなと深く反省。
実績
山小屋・宿泊施設
山小屋情報
雲取山山荘
山頂より30分程度埼玉県側にある山荘。山頂付近の山荘としては唯一。小屋は衛生的でトイレも水洗。かなりレベル感高い。私は夏場だったので使わなかったがこたつもあり暖は取れるようだ。サービスについてはネットでいろいろと叩かれているが半分正解という印象。確かに愛想と親切感は無いが山小屋なので仕方ない。でも、子供向けに花火の提供があってウチの子は何よりの思い出になったと喜んでいた。これで一気に無愛想感が相殺された。無愛想と言っても何もしてくれないわけでは無く、親切な山小屋の管理人という勝手なイメージに期待して宿泊すると、あっさり裏切られますよ。程度のものだ。宿泊に支障が出るというわけでは無い。
ビールやハイボールなどは現地調達可能。但し、売り切れだったという情報もあるので事前に確認したほうが良いだろう。私が宿泊したのは夏場だったので水も切れることなく、むしろ水洗トイレは贅沢なくらい水が流れていった。笑
電話:0494-23-3338
URL:http://kumotorisansou.com
温泉
埼玉県側
西武秩父駅前温泉祭の湯
西武秩父駅に併設されている温泉、電車待ちの時間に利用できて超便利!但し、下りは東京都側への下山を推奨している観点から使うチャンスは無いかもしれない。
住所:埼玉県秩父市野坂町1-16-15(つまり西武秩父駅)
電話:0494-22-7111
URL:https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/index.html
東京都側
東京都側は公共交通機関を使っていける日帰り温泉施設はあまりないが、車利用であれば可能性は広がる!
- 丹波山温泉のめこい湯
道の駅たばやまに併設されている日帰り温泉。バスが一応通っているのだが、1日3便と本数はかなり少なく、下山して入浴して次の便まで待つとなると、かなり時間的に余裕が必要となり、非現実的の可能性大。よって東京側に下山+温泉であれば車利用が条件となる。
住所:山梨県北都留郡丹波山村778番地2
電話:0428-88-0026
URL:https://nomekoiyu.com
季節
- 1月:
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- 12月:
関連情報
これと言って特筆するほど役に立ったページ無し。普通にGoogle検索して出てきたサイトでOKかと!
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